事業承継｜千代田区新宿区の医療特化経営サポート　税理士法人漆山パートナーズ

事業承継の特徴

クリニックや医療法人の事業承継は他の一般企業法人の事業承継に比べ、より俗人的な要素、つまり誰（ドクター）が引継ぐかが重要な要素になります。
御子息に事業を承継するのであれば問題ないですが、第3者への承継にする場合には多方面から充分な検討が必要になります。承継した後に、お互いが想定外の状況になり、トラブルになることも数多くあります。したがって、医療＆事業承継を熟知した専門家のアドバイスは非常に有効なものになります。

事業承継の形態

事業承継の形態としては、

御子息等の身内に承継
従業員ドクターへの承継
第3者への承継
廃業して、営業権のみ承継
医療機器のみ譲渡

などのパターンが考えられます。どの方法が可能か、又自分に一番適しているか比較検討をする必要があります。又、承継の方法や対価の受け取り方も非常に多様な方法があります。特に個人のクリニックを承継する場合には工夫が必要になります。
当事務所では、これまでの数多くの経験知のもと、税務面も考慮した最も有利な方法を構築させて頂きます。

事前準備の重要性

より適切な事業承継を実現するのは、なるべく早い時期から準備をする必要があります。

どのような形態を選択するのか
スタッフの体制、教育
資金調達の方法や個人保証の問題
従業員の雇用維持のための規定の整備
法人化の検討
クリニック使用個人所有不動産の取り扱い

その他にも検討しなければならないことは数多くあります。又承継のタイミングも非常に重要になります。出来るだけ早めに準備しましょう。

M&Aを有効に活用するために

第3者に譲渡を検討する場合には、購入希望者を探さなければなりません。その為M&Aの仲介事業者や金融機関などに依頼することになります。ただ、多くの仲介業者は譲渡することが目的になり、必ずしも譲渡側の意向を十分に組んでくれないことがあります。
そのような事態を避けるためにも、譲渡側である先生の依頼で、先生のサイドに立った専門家のサポートが必要不可欠であると考えます。事業承継は通常一生に一度の重大な意思決定です。慎重に慎重を重ねて行って頂きたく思います。又、M&Aの事業者もそれぞれ会社によって得手不得手があります。この辺の状況も含めてアドバイスさせて頂きます。